【お部屋によって照明を使い分けよう!お部屋別照明の選び方 】
何気なく選んでいる照明も、実はわたしたちの暮らしに大きく影響を与えています。
毎日使うものですから、より生活を快適にしてくれる照明を選ぶようにしましょう。
リビング、ダイニング、キッチン、寝室、子供部屋など、お部屋別におすすめの照明の選び方をご紹介いたします。
リビングの照明は多灯使いがおすすめ
リビングは家族や来客者が集まり、テレビを見る、団欒する、読書をする、くつろぐなどいろいろなことが想定されます。
照明器具は1灯のシーリングライトのようなものではなく、いくつかに分けて多灯使いをするのがおすすめです。
テレビを見る、映画を見るなどの機会が多いご家庭なら、間接照明だけにして集中できるように。
団欒をするならできるだけ明るく、読書をするなら手元を明るくするスタンドライトにして。
ご夫婦で語らうなど本音で話し合いたい時はろうそくの明かりを模したLEDライトなどもおすすめ。
揺れる光は精神的にもリラックスさせる効果があります。
必要なときに必要なだけ明かりを取り入れることで、より快適に過ごしやすくなります。
また、リビングは家の中でも照明をつけている時間が一番長い場所です。
そのため、LED照明にすることで付け替えの手間を省き、省エネにもなります。
より過ごしやすく、家族に負担をかけずに使える照明を取り入れることも大切です。
ダイニングには食事が美味しく見える照明
ダイニングは食事をする場所です。
そのため、食事がより美味しく見える照明を選ぶことが大切です。
青白い照明では食事が味気ないものに見えてしまいます。
赤、オレンジなどが入った暖かみのある色の照明を選ぶようにしましょう。
最近は演色性の高い照明器具も増えていますので、
食事をする場所は本来の食材の色を表現できる演色性の高いものがお勧めです。
また、シーリングライト、ダウンライトではなく手元を照らすペンダントライトにすると、
より陰影がくっきりとして美味しい料理に見せることができます。
暗すぎたりペンダントライトの位置が低すぎると食事の邪魔になったり、
かえって食事が不味く見えてしまいますのでバランスをよく考えて取り付けることが大切です。
キッチンは手元をしっかり照らす照明を
細かな手作業が多いキッチンは、手元に影ができないように照明を考える必要があります。
また、食材の状態をしっかり確認するためにも、
よりリアルな色で見ることができる演色性の高い照明を選ぶようにしましょう。
リビングと一続きになっているキッチンでは、
よく見えるからと言ってキッチンのみ白色の照明器具を入れてしまうと浮いてしまいます。
温白色という太陽光に近い色味の照明器具が増えていますので、
リビングはオレンジ系の電球色、キッチンは温白色にすると色の違いの差がさほど気にならずにお使いいただけるでしょう。
自分がキッチンに立ったとき、どの部分に影ができるのかを考えて器具を設置してみましょう。
寝室はリラックスできる優しい照明
寝室は何よりもリラックスできることに重点を置いて照明を選びましょう。
眠る前、体調が優れないときなどに優しく照らしてくれる照明は、思いのほか嬉しいものです。
副交感神経に働きかけて心地よい眠りを誘う照明にすることがポイントです。
オレンジ、赤よりの照明の中でも、明るすぎないものがおすすめ。
また、部屋全体の照明とは別に手元を照らす間接照明を置くこともおすすめです。
眠る前の読書などはこの間接照明を使うことで、より心地よく眠りやすくなります。
子供部屋は明るく勉強にも集中できる照明
子供部屋は子供が遊ぶだけでなく、勉強したり眠ったりとさまざまな時間を過ごします。
遊びや勉強に最適な照明は、部屋全体をしっかり照らしてくれる明るいものです。
また、色味は赤みよりも白っぽい照明の方が、勉強にも集中しやすくなります。
勉強するときにはより手元を明るくしてくれるデスクスタンドをつけさせるようにすると、ストレスが少なくなります。
白っぽい照明は眠りにくくなると言われていますので、
眠る前はベッドサイドの間接照明を使うようアドバイスしてあげることもおすすめします。
部屋の使用用途に合わせて照明も考えてみよう
お部屋別の照明の選び方についてご紹介いたしました。
照明を一つ変えるだけでもお部屋の印象、過ごしやすさを大きく変えることができます。
より快適な毎日を送るためにも、早速照明を選び直してみましょう。