2020年7月
ウェルネスインテリア研究会の
『アロマテラピーワークショップオンライン開催』
研究会メンバーで、アロマテラピストでもあるメンバーに講師をしてもらい、
オンラインで香りの研究をしました。
画期的だったのは、数種類のアロマを事前に参加者の自宅に郵送し、
オンラインワークショップが始まって、それぞれが同時に指定された瓶のふたを開けて、アロマの香りを楽しみ、
その感想をGoogleフォームを使い即時回答すると言うもの。
コロナ禍でリアルに集まれないけれど、何か方法はないかと探していたら
こんな素敵なアイデアが出て実現しました。
アロマテラピー(Aromatherapie)とは
アロマ(芳香)+テラピー(療法)の造語で
植物の香り=精油を用いて、人々の心身の健康と幸せを促進する
という意味だそうです。
その精油も、遥か昔には王族に献上される非常に高価なものとして扱われ、
黄金に匹敵するものもあったそうです!!
嗅覚のしくみについて学びました。
※画像出典:https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/sciencewindow/20200116_w01/
鼻から入った匂い(分子)は、嗅細胞で匂い分子を電気信号に変え、大脳に伝わるということです。
以前、音の聞こえ方で耳から入った音は、蝸牛の中にある有毛細胞が振動して電気信号に変わり、それが脳に運ばれるということを学びました。
「同じだ!」
電気信号に変えてしまうカラダってすごいっ!
そして、脳に届いた電気信号は、記憶を司る『海馬』の細胞を再生するというのです。
また、ある特定の香りから、それにまつわる過去の記憶が呼び覚まされるとのことです。
認知症やアルツハイマー病の予防・改善にアロマが使われることがありますが、そういう理由だったのか!と思いました。
香りは、五感の中でもダイレクトに脳に届くので、効果が大きいそうです。
香りの好みは人によって異なりますが、心地よいと感じる香りが、その人の今、欲している香りであるので
追及していくと面白いなと思いました。
身体的+精神的+生理的に大きなプラス効果があるということを学びました。